kenny_desuのひとりごと

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TrySail千葉のあれこれ

千葉公演の感想です。


先日諸事情により千葉公演には参加できないと言いましたが、諸事情の方をなんとかしたのでチケットを引っ張ってきて参加しました。

書きたいことがたくさんある千葉公演ですが、全部書いていると少し長くなってしまうのでいくつかの点のみ触れます。








・Chip log
今回とこれまでの5公演のいずれかに参加された方はすぐにお気づきになられたと思いますが、間奏部分に大きな変化がありました。

ツアーでは公演を重ねていくごとに少しずつ変化が見られる部分ーーー具体的には振りの精度や音程の正確性などーーーがあり、このような箇所を追っていくのがツアーの醍醐味でもありますが、ツアー8公演中6公演目となり観客側が慣れてきたところへ演者側から大きな仕掛けを行ってきたのを見ることができた今回は嬉しかったです。





夏川椎菜さんのソロデビュー決定
やはり千葉での一番の出来事はこれでしょう。
まだ早いのかそれとも長かったのか、どのように感じるかは人それぞれでしょうが、ともかくソロデビューが決定しました。

まだ具体的な方向性や音楽性などについて多くは語られていませんが、最初から一貫したスタイルを確立している者だけではなく、活動を行う中で最初の方向性とは異なる可能性を見出だしたり、しだいに方向性が固まっていったりと、様々なパターンがありますし、焦らずに見守っていきたいと思います。
そうは言いつつも、一番気になり知りたい部分はそこにあるので、インタビュー記事等で明らかになるのが楽しみです。





・全体を通して
地元千葉での凱旋公演であり、ソロデビューの発表も控えていたということもあるでしょうが、今回は夏川椎菜さんのパフォーマンスが光っていたと思います。
それでもまだ振りなど気になる点はありますし、何もかもがハイレベルであったとは言い切れませんが、これまでの公演と比較しても良い状態にもってこれていたと思います。


これはスポーツでの話ですが、パフォーマンスを高めるための技能習得時には、学習者自身の内に存在する内的なフィードバックと、外部から観測した外的なフィードバックが重要になります。
前者は、例えば自分がどのように身体を動かしているかのような意識付けや、自分の身体が今どのように動いているかの認識、後者は外部から見て実際に学習者がどのように動いていたかにあたると考えてもらえれば良いでしょう。

何らかのスポーツなどをされていた方は、指導者から指示を受けて自分の動きを変えようと試みて、自分ではできたと思っていても、まだ足りないなどと指導者に言われた経験があるかと思います。
一例ですが、このように自分がどのようなことを意識して自分の身体がどう動いているかの認識と、それらを実際に実行できているかどうかはまったく別のものと考えられます。
さらに、実行できたとしても、再現性がなければ技能を習得したとは言えません。たまたま一回や二回できただけでは偶然である可能性もありますし、再現性を獲得するためにアスリートは日々練習に励んでいると考えています。

これらを踏まえ、彼女らのパフォーマンスレベルが高くなっているということは、
彼女らが決めた目標や課題を自身の中でしっかりと理解して、内的なフィードバックと外的なフィードバックの一致がレッスンなどで十分に図られているという証であり、その成果がライブで形となって表れていると考えています。

音楽分野には明るくないのでそちらの方の要素はわかりませんが、それを含めて考えることができればもっと面白くなるんでしょうね。



毎公演最高を塗り替えていくような伸びを見せてくれている3人に今後も期待したいですし、成長していく過程を追っていきたいです。




今回はこの辺で。
ご覧いただきありがとうございました。






追記
福岡のチケットが流れてるの見かけたら教えてください...😭

@kenny_desu