今年もたくさんのオタクさんが思い思いの楽曲を挙げている「今年の楽曲ランキング」的なもの。
大して変わり映えはしない上に、オタクミュージックの学が浅い選曲ではありますが、ひとまずは発表しておきたく。
ライブ映えするような所謂「強い曲」だけにならないよう、色々なタイプの曲をチョイスするようには心がけましたが、独断と偏見にまみれた10選となっています。
一応ルールは下記の2つ。
ルール
・2017年発売の曲
・アーティスト1名義につき1曲まで
FALLING SILENT / 深桜(CV.高垣彩陽)
作詞:幸田 澪 作曲:Billy 編曲:SILENT BLACK KITTY
「君の気持ち伝えて 嘘でもいいよ」
とんでもない楽曲が次々と出てきてしまって大変大変となった「覆面系ノイズ」より。
後ろで鳴っている楽器の音がこれまたスゴイ。導入は静かに聴かせて、ドラムの音から一気に楽曲が広がっていく構成も良いですね。
高垣彩陽さんのキャラソンは、曲自体だったり本人の表現技法だったりと色々ととんでもない楽曲が多くありますが、その中でも光る一曲ではないでしょうか。
Climber's High! / 沼倉愛美
作詞:瀬尾公治 作曲:WEST GROUND 編曲:SHO from MY FIRST STORY
「繋ぎ止める鎖、引きちぎって 未完成を解き放て」
こちらもロックなナンバー。ストレートにアツい楽曲というのが第一印象。
音をたくさん鳴らしてゴリゴリに畳みかけてくる曲も良いですが、こうした曲もかなり好みなので10選入りを果たしました。
公式が公開しているMusic Clipにライブ感があり(というよりはライブそのものと言った方が近い)、ライブで聴いてみたい、どんな感情を抱くのだろうかなどと、曲のイメージをいっそう膨らませてくれます。
「いつだって こころは愛を止められない」
今年の10選を考え始めた段階ですでに枠を確保していました。
「So What?」の楽曲をはじめ、田所さんの楽曲は甲乙つけがたいものばかりだと思いますが、個人的な印象としてはこれかなあ。
それほど真面目に「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」を観ていたわけでもないけど、作品のオタクさんによる評価も高いことも影響している気がします。
曲自体もシンプルな構成。アニメの内容を踏まえると、腰を据えてじっくりと聴きたくなる曲ですが、ノッてみても意外と楽しい。じっくり聴いてよし、ライブで高まってよしの美味しい曲。
個人的には2017年の最高傑作。昨年の「純真Always」に続き、田所あずささんが楽曲なんちゃらを制しました。
フロム / TRUE
作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:南田健吾
「泣けるくらい大好き 君がくれるおかえりなさい」
比較的落ち着いた曲だったら何を入れようか、と考えたら最初に上がってきました。
自分で思っているよりも「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」が影響しているのかなという感じはありますが、アニメ補正を抜いても曲自体が普通に上位に入ってきてしまいますね。
"曲が強い"と言われるタイプの曲があるなら"歌詞が強い"曲があってもいいんじゃないかと普段から思っている(歌詞が強いって何だというのはありますが)ので、アニメも含めて歌詞と向き合う価値が十二分にある曲だと思います。
「DEAREST DROP」と併せてMVも観るとなお良いでしょう。
実は今年一回も生で聴けていないので来年は聴きたいなあ。
イマココ / 東山奈央
作詞:川嶋あい 作曲・編曲:WEST GROUND
「知るほどに加速する 恋のスピスピード」
アニサマで2曲くらい見つける"お前だ!"の枠ですね。
耳障りの良いメロディと、優しさを感じる歌声がマッチしていて高評価。
所謂スルメ曲と呼ばれるタイプの楽曲になるのかな。10選に挙げているオタクさんもちょくちょくいる印象。
Ubiquitous dB / ユナ(CV.神田沙也加)
作詞:hotaru 作曲・編曲:やしきん
「《この歌は永遠(とわ)に生きてくよ》」
「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」より。
ユナの曲は他にもありますが、一番キャッチ―な曲を選択。
劇中ではイントロ⇒サビの流れで聴くことになるので、イントロの印象が強くなりますね。
少しだけ本編での話をすると、シリカがこの曲を歌うシーンがあり、あまりにも可愛かったです。ただ、シリカ歌唱の音源入手のためには円盤を買わないといけないので円盤を買いましょう。
そんなことより本編はリズベットさんを見てくれ。
本編を観てから歌詞を見直してみても面白いでしょう。
青空のラプソディ / fhána
作詞:林 英樹 作曲:佐藤純一 編曲:fhána
「ブギーなリズムではしゃぐアリーナ!」
大抵のオタクさんの今年の10曲的なサムシングに入っているんじゃないでしょうか。例に漏れず10選入り。
MVからしてみんなで踊るぞという感じの曲ですが、ライブでの楽しさが尋常じゃない。今年のアニサマはこれを踊りに行ったと言っても過言ではない。
Yes! Party Time!! (M@STER VERSION) / 島村卯月(CV:大橋彩香)、渋谷凛(CV:福原彩香)、本田未央(CV:原紗友里)、赤城みりあ(CV:黒沢ともよ)、安部菜々(CV:三宅麻理恵)
作詞・作曲:俊龍 編曲:Sizuk
「目と目があった時 始まるのはLove Story??」
普通に2016年からある曲ですが、CDの発売が2017年1月なので2017年扱いでいいかな...ということで。
アイドルマスターから1曲入れるならこれかなという感じ。銀の俊龍と熱い俊龍「銀のイルカと熱い風」も捨て難いが、わちゃわちゃするパーティソング枠ということでこちらを採用。
昨今無限に増え続けるアイドルマスターの楽曲の中でも、特徴的なイントロから全体的に楽しさを感じられる特に印象深かった一曲。
多分iTunesになかったのでAmazonさんをくっつけてます。
Futurism / 高垣彩陽
作詞:mavie 作曲・編曲:藤田淳平(Elements Garden)
「選んだ道がただ目の前に まっすぐ続くだけ」
シンフォギア本編から選ぼうかと思ったらED曲が入ってきてしまったし、高垣彩陽さんが2回目の登場となったけど、こちらは本人名義なのでルール上はセーフということで...
イントロなしで歌い上げる曲の出だしから、音が一気に入ってきて曲が広がっていく(さっきも同じことを書いた気がする)ところは是非聴いてほしい。
これまでのシンフォギアED3曲(Meteor Light、Next Destination、Rebirth-day)は、これがED曲だと渡されたものを歌っていたが、「Futurism」のこの部分は楽曲会議で高垣さんの意見が吸い上げられ反映されたものだからです。
5期のEDを担当されることも決まっているし楽しみですね。
サキワフハナ / 三森すずこ
「例え 例え 花びらが 散る瞬間を 誰も見てなかったとしてもいいの」
ちゃんとアニメ見てたらこれが1位になってたのかなというところで最後に持ってきました。
三森すずこさんの引き出しって結構バリエーションが多いと思っていて、それは普段追っているわけではないからそう感じるのかもしれないけど、とにかくアニサマでヘラヘラしていたらボコボコにされてしまった曲。切なさを感じる曲調ながらも、根底に強さを感じる印象を受けて引き込まれました。
あまり適当なことを書いていたら、原作チェックしてアニメを観んかい! と怒られそうなのでこの辺でストップ。
余談ですが、三森すずこさんの曲だと「Light for Knight」が好きです。
オタク1年生が3年生くらいに聞きながら必死こいて完成させた10選、という感じになってしまいましたが、今年はこれで決定させていただきたいと思います。
多分聴いていない名曲もあるだろうし、本当は男性アーティストの曲を入れてみたかったりとやりたいこともあったものの、自分が好きな曲ばかり聴いていたので色々な楽曲に触れる機会がなくなってしまっていたことは反省点ですね。
来年はもう少し色々な楽曲を聴いて幅を広げ、感性を養いたいと思います。
結構真面目に考えてこれなので、お前はこの曲を聴け!など楽曲の紹介などは随時お待ちしています。宛先は@kenny_desuまで。
(表記違うぞ! とかも見つけたらこっそり教えてください...)
年の瀬ということで忙しい方も多いかと思いますが、今年の楽曲は今年のうちに吸収! という勢いで様々な曲を聴いて元気にオタクをしていきましょう。
今回はここまで。
参考
フリーペーパーアニカンVol.184