忘れないうちにメモだけ。
※余談は割愛
※発言は適当に整形
※上映後の舞台挨拶のため当然ながら1話のネタバレ有
最初の挨拶
「はい、改めましてこんばんは戸松遥です。一話どうでしたか?(拍手)よかった~嬉しいです。上映というか、OA後に話す機会は初めてなので楽しいひと時を過ごせたらいいなと思います。」
(他3人メモ忘れた)
吉田「(1話を振り返って)ここはというシーンは?」
上村「自分としてはヒロがゼロツーに招かれてキスをして機体が起動していく一連のシーンで、見たときは鳥肌が立つくらいぞっとしました。ドキドキ感があって音楽もいいタイミングで流れるしびれるシーンです。
吉田「(ゼロツーについて)謎めいていていっぱい面白いことがありそうなキャラですが、お気に入りのシーンとかは?
戸松「私も(上村と)同じシーンで、1話をニコ生*1の前にみんなで同じタイミングで見て、みんなで「は~」ってなってました。AパートとBパートの間にも、「(は~すごいな)」って声が漏れるくらい気持ちを共有させていただきました。2人でフランクスに乗るシーンも、アフレコの時にも凄いことになると思っていたんですけど、色や音も入ってBGMも迫力が凄くていっそうぞくっとしました。EDのかかるタイミングも絶妙でいいなって思いました。」))
市ノ瀬「私も同じシーンです。キスシーンからの盛り上がりが、「ここから始まっていくんや」って感じが出ていて。叫竜を倒した時に出るコアがきれいで、叫竜によって色が違うのかなって思うと楽しみだなって思います。」
梅原「ゼロツーとヒロのシーンもいいんですが...ゼロツーの裸ですね。1話から飛ばしてくるなという感じで、そこのエロチックな部分が作品の色になっている部分もあるので、ガツンと殴られてきた気分がありました。」
上村「(このシーンは)絵ができてないときにアフレコしたんですが、その時のドキドキアタフタを上回るような絵の力を感じました。」
吉田「アフレコに力が入っている感じがありますが、どんな感じなんでしょうか?」
上村「アフレコが進む中でチーム感が出たらうれしい、という話を監督からされていて、皆さん熱量込めて演じているので、(作中の)コドモたちと同じようにキャストも仲が深まりました。」
戸松「(ゼロツーは)エネルギーを使う役柄で、1話もそうだったんですけど、アクションや戦闘シーンが多くて。ゼロツーの役的にはある意味ヒロがヒロインでという感じで男前になる部分もあって、感情的にも動き的にもエネルギーを使う役柄ですね。
吉田「(お二人のキャラの)活躍はこれからでしょうか?」
市ノ瀬「イチゴは喜怒哀楽が激しくて、泣きわめいたり怒ったりの演じ分けが楽しいです。イチゴの魅力を熱量をもって伝えていけるのがやりがいです。」
梅原「役柄は1話の時点ではそんなにわからない感じですが、イチゴとヒロとゴローの3人の関係性であったりといった部分など、この作品は会話で魅せる作品でもあって、繊細なディレクションで何度もやり直したりして進めています。
吉田「しっとりとしたシーンも?」
梅原「会話劇的な部分もあります。」
吉田「こんな指示が出ている、というのはありますか?」
上村「ヒロはモノローグもあり会話とは別のフラット感、俯瞰じゃないですけどそういった立場でのお芝居はナチュラルなものを求められますね、リテイクを重ねて突き詰めて、人間ドラマを描いています」
吉田「1話を見た感じ、ストレリチアがものすごく強いのはわかりました、若干喋ってますね?」
戸松「ストレリチアが喋ってますね、声はゼロツーなんですけど。ロボットが喋るのは結構新しいのかな?という感じはあるんですけれど。」
吉田「意図がある?」
戸松「そうですね。ゼロツーが感情として喋っているのではあるんですけど、知れば知るほど面白いところだと思います。」
吉田「(熱量の話などを受けて)ここまでやってこういう感じっていうのはあるますか?ふわっとした質問ですが」
梅原「フランクスは誰が乗るかにも物語があって、ペアが今後どうなっていくか、ネタバレになるので難しいんですが、人間関係が変わるにつれて徐々に変わっていくと思います。」
吉田「今後楽しみにしてほしい部分はありますか?」
上村「1話はヒロとゼロツーにフォーカスが当たった話で、それだけでも謎がかなりあるんですが、博士や、コドモに対してのオトナ、それぞれの動向やヒロとゼロツー以外のコドモたちといった関係性、先ほど人間ドラマと言ったんですが、それぞれの関係性に注目してもらえればと思います。」
戸松「「これって?」って思ったこと全てに意味があります。監督がオーディションの時点で世界観を決定していたりと、決まっていることが多かったんですが、「あっ、そういう意味だったんだ」というのを知りながらアフレコを進めていて、その中で1話を意味を知ったうえで見るとうわーって思いましたね。今は話を楽しんでほしいですが、(後で)絶対に見返してみてほしいですね。全ての設定や台詞に意味が詰まっています。」
市ノ瀬「群像劇で、それぞれにスポットが当たる担当回があって、それまでの印象とスポットが当たってからの別の角度からの印象が違って見えて、生きているんだなあっていうのが伝わるので、一人一人のキャラを見ていただきたいなと思います。」
梅原「1話を見て、我々のこの世界とちょっと違うというのを感じていただけたと思うんですが、"コドモ"もちょっと違うという違和感があって、とはいえ彼らも生きていて同じ"コドモ"である部分がありますし、感情の機微や感情の揺れ動きに注目していただければと思います。
最後の挨拶
上村「かなり前から熱量こめて作らせてもらって、こうして皆さんの前にお披露目できたこと、本当に感慨深いです。1話を見て満足そうな皆さんの顔を見て、僕たちがやってきたことは間違ってなかったんだなあって、アフレコに対しての励みにもなりました。全員が全力を出し切らないとできない作品だと思っているので、そうした部分が伝わればいいなと思っています。これからも応援よろしくお願いします。」
戸松「本日は先行上映会にお越しくださりありがとうございます。上村君も言ってくれたんですが、みんなが作品への熱意が凄くて、みんなで全身全霊を込めて作っています。1話を見ても戦闘シーンや子供だったりと掘り下げたいところが沢山あったと思いますが、話が進むほど面白くなるので、絶対に最後まで見てほしいです。皆さんの期待に応えられるような作品作りに力添えできたらと思います。
市ノ瀬「特殊な世界観で懸命に戦っている生き様を見ていただきいと思いますます。私自身ももっとイチゴのことを知らなきゃとおもいましたし、もっと魅力的なイチゴを熱量をもって演じられるように頑張っていきたいと思います。」
梅原「1話をご覧いただきありがとうございます。(1話の時点では)まだわからないことが多いですが、謎が解き明かされていくとどんな作品なのかわかっていただけると思います。皆さんのお力で、一人でも多くの方に凄いアニメが始まるということを伝えていただければと思います。」
【所感】
ゼロツーは、近年の役で見ているような自然な雰囲気とはまた別のジャンルの自然体を求められる役となりそうだと感じた。戸松さんの演技にも期待したい。イベントとしても、少なくとも今日の出演者の中では最年長(司会除き)ということもあり、作品本編外のキャスト間の関係にも楽しみな部分がある。
「熱量」というワードが度々出てきて、関係者の力の入れ具合の片鱗を感じた。視聴者を置いてきぼりにしないよう、最低限の説明は挟みつつも含みを持たせてる描写もあり、これらが徐々に解き明かされていくことで全体像が見えるようになっていく構造なのだろう。1話を見た感じでは、掴みとしては良い印象なので、失速することなく走り抜けることを期待したい。