kenny_desuのひとりごと

備忘録。いい感じのブログ名を常に募集しています。 @kenny_desu

20211103

文化の日なので文化的な生活をした。

  • アラームをかけずに無限に寝た午前。床掃除と自転車の手入れができたのでまあ良し。
  • スイム練習。自分ではできているつもりだけれども映像で客観的に見ると全くできていないんだよな。こういうケースが一番やっかい。
  • 舞台擾乱。同じ舞台を何度も通う気が狂った行為はやめたので今回の一度きり。
  • セキュリティチェックが異様に厳重だった。国内線以上国際線未満くらい。申し訳程度にカバンの中を覗き込む程度のザルチェックをするオタクイベントばかりだし、逆にこれくらいしっかりしていた方がわずらわしさもなくなる。
  • 正直アニメ版が人を選ぶ作品で、その前日譚が描かれる舞台なので、面白味があるかと言われたら概ね想定内の内容だとは思った。
  • アニメはやりたいこと詰め込みすぎなんだけどね…。葛原仁、雪村咲羽、中村浅陽を結ぶ関係性の話は好きだし美術関係も面白いので、素材は良かったんだけどロマン枠のまま最後まで走りきってしまった気がする。
  • 第一幕は良かった。概ねあらすじに書いてある話が明かされていくのだけど、舞台装置の凝り方がすごいんだ。これどうなっているの?という全体的な仕組みから、細部までよく作り込まれていた。明治座の横に広いスケールの大きさも相まって見ごたえがあった。世界観を作り込んでいる様子はよく伝わってきた。
  • 第二幕はプロジェクターを多用しすぎというか、舞台の醍醐味って人間がその場で繰り広げる空間や息遣い、全く同じものは二度と作られないということに尽きると思うし自分はそれが見たいので残念ではあった。
  • それでも葛原仁と雪村咲羽の話に触れてくれたのは良かった。まあそれがないとこの作品は成立しないので…。
  • 殺陣のシーンは特に良かった。人物のイメージやポジションを保ちながらの立ち居振舞いをしつつ、という点で目を見張るものがあった。
  • 生きる意味が復讐、とは現代の一般的な感性からしたら悲しくも見えるのだけど、だとしても生きていく中での感情の機微って少なからずあるはずで。そういう側面を見ていくと、この作品は結構面白いんじゃないかな。関係性とか行動原理とか、それらが何によって形成されているのか、何の影響を受けて変化していくのか。
  • アニメ版の時系列は舞台の後になるので、その変化していく部分はアニメ版で語られるんだけどここに書くとさらにスペースを使うし、何よりアニメ版をTLで見ていた人も少ないので、気になる人は見てくれという形にしておきたい。
  • 光がないと人は生きていくのはしんどいよね、っていう話も今回の中であって、生きていく中で何を光として見つけるのか、これはあらゆる作品で共通するテーマだと思う。世の中には光を探し求めている人を籠絡して自分の都合のいいように使おうと企む者もいる。悪の組織とかって大概これだよね。
  • つまるところは生きる理由、自分との向き合い、人との関わりの3つが大きな要素で、裏側の世界で生きている人間だと負の側面が大きくなるというお話だと思う。暗闇の中に何を見いだすのか、光なのかはたまた別の闇なのか…。
  • 幕間で食べたコレ。「凰稀かなめプロデュース クロックムッシュ」。お高い(セットで1580円)んだけどいざ食べ始めたら秒でペロリといってしまうね。

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  • そんなこんなで感想はいろいろあるけども、久々に舞台の空気感を肌で感じる席で観劇して色々と刺激されたのであります。
  • シンプルに人が入っていなかったけど大丈夫なのか…。
  • 今日のBGM
    Opera of the wasteland

    Opera of the wasteland

    • provided courtesy of iTunes

     

  • 明日はまた仕事なので寝ます。