kenny_desuのひとりごと

備忘録。いい感じのブログ名を常に募集しています。 @kenny_desu

普通自動二輪免許を取得しました

タイトルの通りです。

今回は「免許を取得する!!!」と大っぴらに絶叫しながら教習を受けていたため既にご存じの方も多いと思いますが、昨日併記手続きを行いめでたく免許取得となりました。

 

「免許を取得しようと思ったきっかけ」

「免許取得までの道のり」

「免許を取得してよかったこと」

「今後について」

の4本立てで振り返っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

免許を取得しようと思ったきっかけ

その場のノリと勢い。オタクはいつだって後先考えずに行動する。

 

 

 

 

免許取得までの道のり

とりあえず時系列で振り返っていきます。

『入校』

5月上旬、"オタク特有のアレ"が発動したところで教習を検討。最寄りの教習所では二輪の取扱いがなかったので別の教習所で入校手続き。自転車でも車でも15分か20分くらいかかる程度の場所だったので許容範囲です。
教習料金は17万円くらいだったと思います。段階別予約が可能かつ追加教習の受講が無限の諸々コミコミのコースだったためあまり後悔はしていないです。他の教習所だともう少し安かったのですが、立地がイマイチ(自転車で30分程度)なので通うのが面倒になると判断して妥協しました。

密を避けられる趣味であることから最近はバイク人気が高まっているようで、サポートデスクからも「kenny_desuさんは顔がオタク過ぎるので乗れるのは6月からですね~」と言われてしまい(言われていない)、適性検査から1か月ほど塩漬けとなりました。

 


『お買い物』

塩漬けの間に必要なアイテムを購入。必要なものは全て貸し出しありだったのですが、夏場にヘルメットやグローブを共有するのは嫌だったのでこの2つを調達。
乗り物関係には明るくないのでオタクに同行してもらって選びました。

 

 

初心者ならもう少し価格帯を下げてもよかったのでは?という話もあったものの"オタク特有のアレ"で7万弱を軽く飛ばして購入。
頭の形がいまいちフィットしていないのでスポンジを別途購入して調整。これは頭の形の問題なので顔がオタク過ぎることとは関係ないですね。

 


『1段階』

6月になり、満を持してタイヤが2つしかないバイクという乗り物に触れる。これで俺も石動双葉になるぞ!!!と意気込んでいたものの、四輪車の免許をAT限定で取ってしまっていたためクラッチの感触やコツが全く分からず「ハンドルを捻ったら後は勝手になんとかしてくれよ!!!」と絶叫しながら進めることになりました。
結局クラッチ操作とギアチェンジだけで1時限オーバーしました。どんくさいね。
教習所や教官にもよると思いますが、意識的にした行為でないこと(技術的に加減がわからないとか身体が無意識のうちにそのようにしていたとか)対して「なぜ○○した!?」と絶叫されるフェーズなので、人に教えるという行為が下手なハズレをここで引くとしんどいのだろうと思います。

1段階は毎回新たに覚えることが多く、エンストもしょっちゅう発生させていたためわりと本当に泣きそうになりながら進めていました。また季節がらまともな天気だったことがほとんどなく、雨天や悪天候での教習が多かったのですが、雨への恐怖感や不安が多少薄れたこととそういう悪条件を比較的安全な状態で体験できたことはよかったと思っています。

 

 

『2段階』

四輪車の時とは異なり、2段階も所内教習のため路上の敵と戦うことがなく比較的気楽でした。小回りの利いた操作が苦手だったためこのあたりから「もしかして自分は石動双葉になれないのでは……?」と思い始めます。
1段階の時に起こさなかった初物のミスが出現したり、シミュレーターで明らかに免許を返納した方がいい動きをする四輪車に戦慄したりと、要所で緊張感は保てていたので良かったと思います。

シミュレーター、本当にありえない動きをするよね。現実にはもっとヤバいやつがいることの方が恐ろしいけど。

 

 

卒業検定

スラロームが特に怪しかったので安定通過の戦略。これは減点されましたが他は大きなミスなく無事一発合格。
路面が急制動の判定距離が伸びたことと、検定一番手でコース内の交通も少ない状態だったことで通常よりも楽な条件だったのでは?と思います。

 

 

『免許取得』

前回の新規交付時に鮫洲で8億年ほど待たされたことを思い出して、素直に一番近い江東試験場へ。
併記手続きのフローはググれば無限に出てくるので気になる方はググってください。私の場合は試験場到着~免許交付まで1時間ちょっとくらいだったと思います。
平日の日中帯にわけのわからない場所に存在する免許センターに行くことが一番難しいかもしれません。それでも東京は恵まれている方だと思いますが……。
無事に免許を取得したことで自分のことを石動双葉だと思い込んでいた精神異常者が公道に放たれることになりました。そもそも既に普通自動車免許はあるんですけども。

 

 

免許を取得してよかったこと

日頃の運転へのフィードバック

教習所では二輪車から大型バスや大型特殊まで幅広く走行している環境だったので、「これにやられたら一撃だなあ……」というような緊張感が養われました。公道で事故ってからでは遅いですしね。四輪車でも事故ってはいけないのですが、生身である分いっそう身に染みて感じたところがあります。
知識として知っているだけでなく実際に体験した方が身になりますし、「体験できた」というのが大きいと思います。
たびたび言われる「四輪車は案外目視でバイクの存在を確認していない」「バイクは小さいので距離感を間違われがち」あたりもそうですが、これは何を運転するにしても気を付けるポイントですし、改めて考えるよい機会でした。

 

カッコいい

石動双葉とかキリトとか、バイクの後ろに大切な人を乗っけてバイクを走らせている人、カッコよくないですか???
これになれることは大きなメリットだと思います。乗せる人がいない問題は無視しましょう。気持ちの問題です。

 

 

石動双葉の解像度が上がった

聖翔に入学してすぐに学校生活を送りながら免許を取得した石動双葉、すごくない???
双葉の場合は学科も受けないといけないし本当にどうやってスケジュールをうまいこと組んでいたんだろう……。
石動双葉、そもそも入学時点では滑り込みギリギリの最下位通過なんですよね。ドロップアウトしないように学校のことで手がいっぱいとか、余裕がないとか、普通ならそんな状態になると思います。でも石動双葉は普通じゃない。
まあ花柳香子が特別of特別であるのは自明なのですが、学校のことと花柳香子の身の回りの世話をやらなければならない状況の中で免許を取得しにいく。これは「物事の優先順位を考える時に頭に来るのが花柳香子だから」じゃないと説明がつかない気がするんですよね。
最初は単なる移動手段として免許を取りに行ったという理解ですが、後々バイク自体も気に入っている様子がうかがえますしそれは大変よいことなんです。でも免許を取りに行くこと自体は香子に伏せたまま動いていたので、説明がないままに双葉が裏で何かやろうとしていると香子がやきもきするんですよね。
石動双葉、花柳香子に伏せたままやっていいこととそうでないことがあるよ。

 

 

今後について

バイクを買うかはわかりません。お金はありますが置く場所がないので……。次に教習所のお世話になるなら四輪車のAT限定を解除するか大型二輪のどちらかあるいは両方だと思いますが、それは後で考えます。おそらくいい感じの季節かつオタクイベントの谷間で暇になったら行くと思います。

Q.石動双葉にはなれましたか……?
無理です。あいつすげえよ。

 

というわけで振り返ってみました。

バイク、正直完全に趣味の乗り物である(単に移動するだけなら原付や四輪車で問題ないですし)ことと、雨か汗かの違いだけでどのみちビショビショになるので夏場に教習を受けたり乗ったりするのはなるべく避けた方がいいことは確かだと思います。

というわけでもし取得を迷われている方がいたら、今から11月前半くらいまでのうちに教習を終えられそうであればサクッと取ってしまった方がよいでしょう。