kenny_desuのひとりごと

備忘録。いい感じのブログ名を常に募集しています。 @kenny_desu

20230812

 

  • 土曜日。日記って実は毎日書かなくてもいいのではないかという新説を唱え始めています。毎日書けるならベストだしそういうマインドでいた方がいいけど。
  • 帰省と呼ぶほどでもないけど実家に戻っていた。23区内の移動なので本当にたいそうなものではないしなんなら1泊だったのだけど、久しぶりにゆっくりと家族で話す時間を設けられた。
  • 置いていったオタクグッズを処分してくれと言われたがそのまま帰ってきてしまった。年末にも行く予定だしその時でいいと思うが、存在を思い出せないものはそのまま処分していいのではとも思った。
  • 今日は横浜でオタクの天下一武道会でもやるのか?というくらい横浜で色々なイベントが開催されていた。自分はharmoe 2nd LIVE TOUR「GOOD and EVIL」EAST公演に参加していた。
  • 会場は神奈川県民ホール、2017年に行われていたスフィアのツアー以来6年ぶりの来訪だった。このツアーは自分を大きく成長させてくれた(当時は友達が全然おらず、毎公演後Twitterで無限に140文字の壁打ちをしてイベントを反芻していた)。UOが宙に舞っていたような記憶があるが、当時は色々とアバウトな時代だったということにしよう。
  • 元々harmoeのライブはどこかで行きたいと思っていて、たまたま今回ちょうどいいタイミングで開催の告知があったので参加することにした。自分でチケットをやらない時は席のこだわりは一切なくどこでもOKという気持ちだったのだが、連番者が2列目のセンターブロックにキャリーしてくれた。自分の気持ちを度外視すれば、席は前であればあるほどよいと思っているので思わぬ幸運であった。
  • ただ単に多動すれば満足をする時期を越してしまったのでライブにはあらゆることを求めるようになっていた。元々の曲の良さはもちろん、演者のパフォーマンス能力の高さや飽きさせないライブの構成など、顔が良くてみんな頑張っててかわいいね~で満足しなくなっていたので何であろうと尖ったものがあることを求めていた。
  • それでいうとharmoeは、あらゆることをかなりの高水準で満たしてくれた。まずはライブ構成。本編中は一切MCを挟むことなく、衣装換えや転換も「そういう時間である」というのを極力感じさせないシームレスな作りになっていた。常に集中が求められることはかなりしんどいが、嬉しい悲鳴でもあった。
  • また曲間の繋ぎも工夫されていたと感じる。グルーヴを感じさせるというか、どちらかというと見せたい流れが途切れないように意識的に繋いでいるのだろう。曲をひとつひとつの粒として見せる視点と、まとまりとして見せる視点と、両方が存在していることによるのだと想像した。
  • 次に、演者のパフォーマンス能力の高さ。演者にダンス能力をそこまで重視しない環境で育ってきた筆者にとってヘッドセットでのパフォーマンスはかなり気合いを入れているものというイメージが強いのだが、ほぼ全ての曲をヘッドセットでやりきっていた。マイクを持つことから解放されることで振り付けの自由度は高くなるのだが、その分負担は増える。しかしマイクを持っていない状態が当たり前のようになっているのだ。また振り付けもその場で見てすぐにコピーできるような簡単なものでもなく、相当なトレーニングのもとに成立しているステージであると感じた。
  • 事前に予習をしていった限りではアルバムの新曲はかなりの曲者揃いという印象だった。それらをどう嵌めていくのかが楽しみであったが、特に『VOICE』が良かった。前者はステージ上での立ち位置、目線、表情の作り込みが秀逸だと感じた。特に「広い海原と束縛はもううんざり」というフレーズが曲中に3回登場するのだが、全て違うニュアンスであることを岩田陽葵さんがよく表現していたと思う。これはライブで見て初めて納得がいったというか、音源だけを聴いていた時点では正直そこまで気になる曲ではなかったのだが、ライブですごく引き込まれた。
  • なんかよくわかんない場所でよくわかんない判断をした記事 では即決したと書いてあるけども、実際は判断前にふるいがかかっていて、本当に深入りしたらヤバそうな人は事前に除外している。それが伊藤彩沙さんと岩田陽葵さんなんだけど、この2人は結局色々なところで見て全ての能力が高いことを確認していて筆者の評価も特に高いので、どこかで何かのタイミングが違っていたらズブズブと深入りしていたと本当によく思う。オタク4年生くらいまでだったら今日このまま連れていかれていた。本当に危なかった。
  • 筆者のバックグラウンドというどうでもいい話を挟んだが、元々評価が高い人が期待以上のものを見せてくれて本当によかったという話。よく考えたらこれまでの機会もB社絡みがほとんどだしね。
  • 両手が自由なこともあるのだろうがダンサブルな曲も多く、ここまで高水準なことを各曲でやっているのかと舌を巻くばかりであった。そりゃDJTIMEとか出てる暇ないわ
  • 踊れて歌も良くて曲も良いとパフォーマンスには文句ない、顔で歌っているのではないかと思うくらい表現能力も高いしそのお顔もかわいかったら本当にどこに死角があるんでしょうか……。というかオタク達普段これでよく無事で生きていられるね。すごい。俺は危なかったよ。
  • harmoeの2人って基本的に顔がメチャクチャかわいくて笑った表情がとても素敵だと思うけど、今回はそれだけではない多くの表情を見ることができ、ライブの見所を増やす点ではいい役割を果たしていたのではないかと思う。とにかく今日はライブをよく理解している人たちが作り上げた作品(あえてこう呼ぶ)だと思った。そしてそれは高レベルの能力を持った演者でなければ不可能だとも。
  • 筆者は近くの他メンより遠くの推しメン、視線は基本定点カメラタイプのオタクなので小泉萌香さんのことは120分中3分くらいしか見ていない。本当に申し訳ない。連番者が見ていたと思うのでいいよね。
  • 最寄り駅に着きそうなのでここまで。やることやってさっさと寝ようね。